法人カードくらべ > 選び方ガイド > 法人カードの締め日・支払いサイトと資金繰り|キャッシュフローの考え方
法人カードの締め日・支払いサイトと資金繰り|キャッシュフローの考え方
編集:法人カードくらべ 編集部(編集方針) ・
法人カードのメリットの一つが「支払いを後ろ倒しにできる」ことです。仕入れや経費をカード払いにすると、実際の引き落としまで一定の猶予が生まれ、資金繰り(キャッシュフロー)に余裕を持たせやすくなります。ここでは締め日・支払日の仕組みと考え方を整理します。締め日・支払日はカードにより異なるため、正確な日付は各カードの公式でご確認ください。
締め日・支払日(支払いサイト)とは
- 締め日:利用分を1か月分としてまとめる区切りの日。
- 支払日(引き落とし日):締めた分を実際に口座から引き落とす日。
- 支払いサイト:利用日から引き落としまでの猶予期間。締め日直後に使うと、引き落としまで最長で1か月半〜2か月程度の猶予が生まれることがあります(カードによる)。
たとえば「月末締め・翌月○日払い」なら、締め日の翌日に使った経費は、引き落としまで比較的長い猶予を得られます。カードによって締め日・支払日は異なります。
資金繰りへの活かし方
- 支払いを平準化:現金払いだとその場で出ていくお金を、カードなら引き落としまで手元に残せます。
- 仕入れ・広告費など大きな支出:カード払いにできれば、売上入金のタイミングと支払いのタイミングの差を埋めやすくなります。
- 利用限度額を確認:大きな支出をカードに寄せる場合、利用限度額(与信枠)が足りるかを確認します。法人カードは事業規模に応じて枠が設定されます。
注意点
- 分割・リボは金利負担に注意:支払いサイトの活用は「一括払いの猶予」を使うもので、分割・リボ払いは別途手数料(金利)がかかります。資金繰りのための後ろ倒しと、金利のかかる分割は分けて考えましょう。
- 引き落とし日の残高管理:引き落とし日に口座残高が不足すると延滞になります。支払日を把握し、資金を用意しておくことが大切です。
- 年会費・還元率とのバランス:締め日・支払日だけでなく、年会費や還元率も含めて総合的に選びましょう。
まとめ
法人カードは、締め日・支払いサイトを理解して使うと、資金繰りの余裕づくりに役立ちます。締め日・支払日はカードで異なるため、各カードの比較や公式で確認し、自社の入金・支払いサイクルに合うものを選びましょう。本記事は一般的な解説で、個別の財務・税務の助言ではありません。
関連ガイド
法人カードの選び方|6つのポイント
初めてでも迷わない、法人カード/ビジネスカードの選び方を、属性・年会費・還元率・ETC/追加カード・限度額・会計ソフト連携の6つの観点でやさしく解説します。
個人事業主のカード選び|事業用カードを持つメリットと注意点
個人事業主・フリーランスが法人カード(ビジネスカード)を持つメリットと注意点を、経費の分離・会計の効率化・審査・年会費の観点でやさしく解説します。
法人カードの年会費の考え方|無料・条件付無料・有料の違い
法人カードの年会費を、永年無料・初年度無料・条件付無料・有料の違い、年会費の元を取る考え方の観点で解説。年会費は税込/税抜・改定で変動します。
還元率の正しい見方|「いつでも必ず○%」とは限らない理由
法人カードの還元率を、基本還元率・条件付きアップ・交換先での価値の変動・対象外取引・ポイント有効期限の観点で正しく理解するための解説です。
法人カードの付帯保険の見方|利用付帯と自動付帯の違い
法人カードの付帯保険(旅行傷害保険・ショッピング保険)を、利用付帯と自動付帯の違い、補償条件、近年の変更点の観点でやさしく解説します。
法人カードと会計ソフト連携|経費管理・インボイス・電帳法
法人カードの会計ソフト連携(freee・マネーフォワード・弥生)と経費管理のメリットを、利用明細の自動取込・インボイス制度・電子帳簿保存法の観点で解説します。
法人カードの申込と審査の基礎|必要書類・限度額の考え方
法人カードの申込と審査について、申込対象・必要書類・利用限度額が審査により個別に決まること・独自審査のカードを、断定を避けてやさしく解説します。
法人カード選びのよくある失敗と注意点
法人カードの選び方でありがちな失敗(年会費だけで選ぶ・還元率の誤解・付帯保険の思い込み・限度額の期待・属性のミスマッチ)と、その回避のポイントをまとめました。
法人カードで経費精算・インボイス対応をラクにする|会計連携の活用
法人カードを使うと経費精算や記帳がどうラクになるのか、会計ソフト連携・追加カード(従業員カード)・インボイス/電子帳簿保存法との関係を、事実ベースで解説します。